覚書③

眼科闡微 眉骨疼眼症

凡眉棱骨痛甚、此肝虚而痛也。宜服生地黄丸。有目不能開、昼静夜激、此痰勝而痛也。宜服導痰丸、二陳湯、青州白丸子。

眉棱骨痛(眉間の痛み)がひどいのは、肝虚による痛みである。生地黄丸を服用すればよい。目を開けることができず、昼に痛まず夜に痛みがひどくなるのは、痰が勝って痛むものである。導痰丸、二陳湯、青州白丸子を服用するとよい。

儒門事親 頭痛不止

夫頭痛不止、乃三陽之受病也。三陽者各分部分、頭与項痛者、是足太陽膀胱之経也。攅竹痛、俗呼為眉楞痛者是也。額角上痛、俗呼為偏頭痛者、是少陽経也。如痛久不已、則令人喪目。以三陽受病、皆胸膈有宿痰之致然也。

頭痛が止まないのは三陽が病を受けたものである。三陽にはそれぞれの経絡があり、頭と項(うなじ)が痛めば、それは足太陽膀胱の経絡である。攅竹痛(攅竹、眉の内側にある)、俗に眉楞痛と呼ばれる。コメカミから額にかけての痛みは俗に偏頭痛と呼ばれ、少陽経の経絡である。痛みが長く続くと視野が欠ける。三陽の経絡が病を受けるのは、胸膈にある宿痰によるものである。

医学心悟 頭痛

偏頭風者、半辺頭痛、有風熱、有血虚。風熱者、筋脈抽搐、或鼻塞、常流濁涕、清空膏主之。血虚者、昼軽夜重、痛連眼角、逍遥散主之。雷頭風者、頭痛而起核塊、或頭中雷鳴、多属痰火、清震湯主之。客寒犯脳者、脳痛連歯、手足厥冷、口鼻気冷、羌活附子湯主之。胃火上衝者、脈洪大、口渇飲冷、頭筋扛起、加味升麻湯主之。痰厥頭痛者、胸膈多痰、動則眩暈、半夏白朮天麻湯主之。腎厥頭痛者、頭重足浮、腰膝酸軟、経所謂下虚上実是也。

偏頭風(偏頭痛)には頭の半分が痛み、風熱と血虚の区別がある。風熱は筋脈がピクピクとし、あるいは鼻詰まり、いつも濁った鼻水が流れる、清空膏を服用する。血虚は昼軽く夜にひどくなる、痛みは眼に連なる、逍遥散を服用する。雷頭風は、頭痛にしこりがある、あるいは頭の中に雷鳴がある、多くは痰火に属し、清震湯を服用する。寒さが脳を侵すと脳の痛みが歯にまで連なり、手足が冷たくなり、口や鼻からでる息が冷たい、羌活附子湯を服用する。胃火が上に昇れば、脈洪大、口渇があり冷たいものをのむ、頭の筋肉が盛り上がる、加味升麻湯を服用する。痰厥頭痛は胸膈に痰が多くあり、動けば眩暈がする、半夏白朮天麻湯を服用する。腎厥頭痛は、頭が重く足はむくみ、腰膝に力が入りにくい、経(黄帝内経)では下虚上実と述べている。


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