ストレスー「悲・憂」

4月は新しい職場での仕事や新たな学生生活がはじまる季節です。生活環境が大きく変わり、環境の変化について行けずにメンタルが落ち込むこともあります。そこで今回は東洋医学から見た「悲・憂」について書いていきます。

悲・憂

今治 うつ病 玄鍼灸院

悲・憂について辞書を紐解くと、
悲・・・かなしい、あわれみの心。心と、音符非(ヒ)とから成り、いたみかなしむ意を表す。
憂・・・うれえる、心配する、思いなやむ。心と、頁(けつ)(あたま)とから成り、心配なことが顔に出ることから、「うれえる」意を表す。
悲・憂ともに心との関連が大きいことがわかり、五臓六腑の中では「肺」と関連します。

悲則気消

悲・憂が過ぎると肺の宣発・粛降作用(気を発散、下降させ、清潔にする)がうまく機能しなくなり、意気消沈、やる気が出ない、呼吸困難、体力の低下、悲観的な考えが出てくる等が見られます。
これらの症状は、当院のメンタル鍼灸を希望して来院される患者の多くに当てはまる症状です。

鍼灸での施術

悲・憂により肺の宣発・粛降作用がうまく機能していないので、その機能を改善させることを主眼にしていきます。東洋医学では気は人体機能活動において非常に重要なもので、気の流れ(運動)により身体が新陳代謝を起こすと考えています。
気の流れがスムーズになることにより悲・憂による症状の改善が見られます。鍼灸の施術後には顔の血色がよくなり、生き生きとした表情をされることを多々経験します。

今治 玄鍼灸院

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【つらい症状、解決します】

一人一人の症状にあわせた施術を行い、少ない施術回数で症状の改善を図っております。過去の臨床経験から内科・整形外科・婦人科・心療内科疾患などの疾患に対応します。

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