頭痛(後頭部の痛み)

今回は頭痛で来院される方の多くが、後頭部から頭頂部、もしくはこめかみにかけて痛みを訴えて来院することが多いのでそのことについて書いていきます。

後頭神経痛

上のイラストのように頚部の筋肉の間から皮膚の表面側に出ている神経、大後頭神経・小後頭神経・大耳介神経があります。これらの神経がダメージを受けると神経痛が出てきます。

後頭神経痛の特徴

後頭神経痛の特徴は以下のものが挙げられます。

・片側の首から後頭部、頭頂部にかけてチクチク、ズキズキとした痛みがあります。痛みは左右のどちらかで、左右が同時に痛むことはありません。

・電気が走っているような痛みが何度もあり、痛みがないときは頭はスッキリとしています。

・痛みが一度起きると数日から数週間続くことがあります。

・髪の毛をとかしたり、頭皮に触れただけでヒリヒリと痛むことがあります。痛みが強い場合には、枕が後頭部に触れただけでも痛み、睡眠に影響することがあります。

なぜ痛む?

ではなぜ痛むのでしょうか?

上のイラストのように神経が筋肉の間から皮膚表面に出ています。これらの神経(大後頭神経・小後頭神経・大耳介神経)を興奮させる刺激が加わると神経痛が出てきます。例えば、ストレスや低気圧(雨の降る前)などの影響が加わったときに、神経痛が出てきます。
当院で多く見られるのは神経が出てくる部位の筋肉がギュッと硬くなっていたり、変形した頚椎が神経を圧迫したりして痛みが出ている場合です。特に頚部の筋肉が硬くなっている人を多く見ます。パソコンに長時間向き合ったり、下を向いて仕事をする方たちは、頭を常に一定の位置に保っているために頚部の筋肉に負荷がかかっているために、痛みが出やすい状態になっています。

鍼灸ではどうするか?

問診で痛みがどの辺りにあるのかを尋ね、どの神経が障害されているかを見定めます。次に原因として多く見られる筋肉の緊張をみていきます。筋肉を触診していると圧痛がみられ、その圧痛点を押さえると後頭神経痛が再現されます。つまりその圧痛点が神経の障害部位となるので、その部位に鍼を施していきます。それと同時に筋肉の緊張をとっていきます。

以上のような流れで後頭神経痛の施術を行っていきます。