だんだんと朝晩の寒暖を感じるようになってきました。それとともにめまい・肩こりを訴える患者さんが増えてきました。今回は寒暖差疲労によるめまいについて書いていきます。
寒暖差疲労とは?
寒い時期になってくると昼間と朝晩の気温差が大きくなることにより、自律神経の働きが乱れてしまい、体が疲れてしまうことを寒暖差疲労と言います。また暖房器具を使うことで、室内と室外の気温差も大きくなることになり、更に身体が寒暖差のある状態に置かれることになることも原因となります。
なぜ疲れる?
寒暖差のある状態で日頃過ごしていると、身体は寒暖差に対応しようとして何度も熱を作ったり逃したりして、知らずしらずエネルギーを消費しています。その結果として寒暖差疲労が蓄積していき、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
寒暖差疲労による主な症状
寒暖差疲労による主な症状として、
・肩こり、腰痛、頭痛
・めまい、不眠
・食欲不振、便秘、下痢
・イライラしやすい、気分の変化
・冷え性、むくみ
以上の症状がよく見られ、自律神経の乱れによるものがほとんどです。
危険なめまいとそうでないめまい
めまいの症状がある患者さんは、原因が脳にあり脳梗塞などを起こすのではないかと心配される方が多くいます。危険なめまいを区別するポイントとしては、
・急にしゃべりにくくなり、言葉がもつれるようになった
・片側の手足に力が入りにくくなり、よろけてこけそうになった
・一時的に、意識がなくなった
以上の症状が見られた場合には、速やかに専門の医療機関を受診してください。
鍼灸ではどうする?
寒暖差疲労によるめまいは、原因が自律神経の乱れによるものなので、鍼灸施術が得意とする自立神経の乱れを改善していきます。
まためまいの症状のある患者さんの多くに首・肩にコリが多く見られるので、そのコリを取るようにもしていきます。あわせて冷えもあるので、灸を用いて冷えも取るようにしていきます。
詳しい施術はこちらを参考にして下さい。
【つらい症状、解決します】
一人一人の症状にあわせた施術を行い、少ない施術回数で症状の改善を図っております。過去の臨床経験から内科・整形外科・婦人科・心療内科疾患などの疾患に対応します。
お気軽にお問い合わせください。
Tel:0898-34-4363