通勤中に桜が少しずつ咲いているの見ると、春がそこまで来ていることを実感します。
今回は、「春の肌荒れ」について書いていきます。
春は「肌荒れ」が増える季節

日々の臨床の中で、春に近づくにつけて肌に関する相談が増えてきます。例えば、
・ニキビ
・乾燥
・かゆみ、赤み
・湿疹
・肌のごわつき
上記のような相談をよく受けます。
春の季節は気温差、花粉、環境の変化(就職、進学、転勤等)、ストレス、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどが原因で肌荒れが起こりやすい季節です。
また肌は「自律神経」「ホルモンバランス」「胃腸の状態」との関係も深く、身体の内側を整えることで、肌荒れの改善が見られる方も多いです。
東洋医学から見た「肌荒れ」
東洋医学では、「肌は内臓の状態を映す鏡」という考え方をします。つまり、「肌荒れ=内臓のバランス異常」と捉えます。特に関係するのは以下の4つです。
・肝(ストレス、自律神経)
・脾(胃腸)
・肺(皮膚)
・血(栄養、潤い)
タイプ別にみる「肌荒れ」
| タイプ | 特徴・原因・施術方法 |
|---|---|
|
肝タイプ (ストレス型) |
特徴 ・イライラ、ストレスが多い ・生理前に肌荒れが悪化 ・フェイスライン、顎にニキビができやすい ・赤み、炎症 原因 気の巡りが悪い 施術方法 自律神経、気の流れを整える |
|
肺タイプ (バリア機能低下) |
特徴 ・乾燥、かゆみ ・花粉、黄砂で悪化しやすい ・アレルギー体質 ・敏感肌 原因 皮膚の防御力低下(肺の弱り) 施術方法 免疫、皮膚機能を整える |
|
脾タイプ (胃腸型) |
特徴 ・胃もたれ、便秘、下痢 ・甘い物、脂っこい物を好んで食べる ・おでこ、口周りにニキビ ・ベタつき 原因 消化機能低下(水分代謝の乱れ) 施術方法 胃腸、水分代謝を整える |
|
血タイプ (栄養不足) |
特徴 ・乾燥 ・肌にハリ、ツヤがない ・クマ、顔色が悪い ・疲れやすい 原因 血が不足(栄養不足) 施術方法 血を補い、巡らせる |
春の肌荒れが増える理由
春の季節は特に以下のものが重なり、肌荒れが増えてしまいます。
・気温差→自律神経の乱れ
・花粉、黄砂→肺へのダメージ
・環境変化→ストレス、自律神経の乱れ
・歓送迎会による食生活の乱れ→脾へのダメージ

東洋医学では肌荒れを単に皮膚だけの問題だと考えずに、五臓六腑の異常と捉えて身体の内側からも整えながら、肌荒れを改善していきます。
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