例えば頭が突然痛くなった時、みなさんはどのようにしますか?
痛いとことに手を当てたり、こめかみを押さえたりしませんか?。そうすると痛みが和らぐのを経験したことがあると思います。つまり手を当てると痛みが軽減することを身体が自然に知っているのです。いわゆる「手当て」ですね。
そのような自然な事をまとめたのが『穴(ツボ)』なのです。『穴(ツボ)』は目で確認することは出来ませんが、感じることは出来るのです。
穴(ツボ)とは?
『穴(ツボ)』の歴史は石器時代にまでさかのぼると言われています。当時は今のように医療も発達しておらず、痛みなどがあった時には石や動物の骨などを用いて、痛みの刺激を和らげていました。これが『穴(ツボ)』治療(鍼治療)の原点です。その後、長い年月をかけて治療効果の経験を積み重ねることにより様々な『穴(ツボ)』が見つかりました。それと同時に『穴(ツボ)』を刺激するとビリっと電気が走るような感覚が、一定方向に走ったり、足の『穴(ツボ)』を刺激するとお腹の痛みが治ったりすることが解りました。
また、『穴(ツボ)』と『穴(ツボ)』が繋がっており、それは無秩序に巡っているのではなく、ある決まった道筋にそって全身に巡り流れているのを発見したのです。いわゆる、<経絡>と言われるものです。
経絡とは?
経絡の経は縦の流れ、絡は横の流れの意味があります。<経絡>の流れは、血管や神経の走行とは違うもので身体の表面を巡り、身体の中に入って臓腑(東洋医学的な臓腑)を巡ります。その巡る途中で目や耳などの感覚器系にも行くので、身体の各部分を機能的に結びつけます。ですので、<経絡>は身体の内部と表面とを繋げる伝達情報経路でもあるのです。
穴(ツボ)の反応
つまり『穴(ツボ)』とは、臓腑に異常が出た場合にはその臓腑に関連する『穴(ツボ)』に反応がでます。また、反応を確かめる事により、どの臓腑が異常を来しているのかも解るのです。治療の前に身体の各部を触っているのは、どの臓腑が異常を来しているのかを確認しているのです。みなさんも左右の『ツボ』を軽く触って、手で感じる反応の左右差を確かめてみたら面白いですよ。
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