不妊症と冷え性

桜が満開になる時期は、陽気が変わりやすく思わぬ寒さになりますね。所謂、「花冷」です。

今治 鍼灸 不妊 玄鍼灸院

冷え

今回は不妊症における『冷え』について書いていきます。
不妊症で来院される方の多くが手足の冷えを強く感じており、実際触れてみると冷たいです。

ある調査によれば、「手足が冷える」(人口1,000人対)で男性15.3人、女性32.6人と出ています。冷え症は、自覚的に身体の一定部位が冷たいと感じることをいい、特に男性より女性、上半身より下半身が多いとされています。また、肩こりや腰痛、不妊症、更年期障害に関連する愁訴を随伴することも報告されています。
不妊治療中の女性は、一般に冷えを自覚している女性と比べてみて多いとの報告もあります。

冷え性と不妊

「冷え」があると妊娠しにくいと言われるのは、何故でしょうか?
それは手足の「冷え」、特に足の「冷え」があると骨盤内にある子宮・卵巣に向かう血流が悪くなり、さらに骨盤内の血流が低下すると妊娠率が低下するという報告があります。このことから妊娠には、冷えはNGです。
血流は酸素や栄養以外に、ホルモンなどの情報伝達物質も必要器官に届けます。血流が低下すると言う事は、ホルモン作用が十分発揮されないことが考えられます。

改善方法

今治 不妊 鍼灸 玄鍼灸院

冷え性改善の為に、運動を取り入れる場合、激しい運動よりもヨガやウォーキングなどの有酸素運動をおすすめします。筋肉がほぐれ血流が良くなりますし、腹式呼吸をすることで二酸化炭素濃度が上昇し、さらに血流が増えることが期待できます。
また、運動は続けることが大事なので、無理なく出来るヨガやウォーキングは良いと思います。
最近は湯船につからないでシャワーで済ます方が多いようですが、入浴、特に半身浴は疲労の回復だけでなく、血流の増加につながります。運動が苦手な方や忙しくて時間が取れない方でも、運動に代わるものとしておすすめです。

不妊鍼灸の症例はこちらを参考にして下さい。


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