痛みがなかなか治らない

「肩が痛い」、「腰が痛い」、「膝が痛くて歩くのがつらい」、湿布や痛み止めを使うと一時的に楽になるものの、しばらくするとまた痛みが戻ってしまう…。そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。

東洋医学から考える痛みと鍼灸治療

「肩が痛いから肩だけ、腰が痛いから腰だけに鍼をする」
このようなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし東洋医学では、痛みは身体全体のバランスが崩れた結果として現れるサインとして考えます。

そのため、痛みのある場所だけではなく、「なぜその痛みが起きたのか」という根本的な原因を探ることを大切にしています。

東洋医学では「流れ」を重視

今治 玄鍼灸院 流れ

私たちの身体には、「気(き)」と「血(けつ)」という生命活動を支えるものが巡っていると考えています。この気血の流れがスムーズであれば、筋肉や関節は柔らかく動き、痛みも起こりにくい状態です。
しかし、

・長時間の同じ姿勢
・身体の使い過ぎ
・冷え
・ストレス
・睡眠不足
・加齢や疲労

などが続くと、気や血の巡りが滞り、筋肉が硬くなったり関節が動きにくくなったりして、痛みが現れやすくなります。

東洋医学には、「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。これは、「流れが滞れば痛みが生じる」という意味です。
反対に、「通則不痛(つうそくふつう)」、つまり「流れが整えば痛みは和らぐ」とも考えられています。

痛みの原因は人それぞれ違う

例えば同じ腰痛でも、

・筋肉の緊張が強い方
・冷えが原因の方
・疲労が蓄積している方
・ストレスが原因で身体が緊張している方
・加齢による体力の低下が関係している方

など、原因は一人ひとり異なります。
そのため東洋医学では、「腰痛だから同じ治療」ではなく、その方の体質や生活習慣、全身の状態を診ながら施術を行います。

鍼灸は身体が本来持つ力を引き出します

今治 玄鍼灸院 改善

鍼灸は、単に痛みを抑えるだけではありません。
身体の巡りを整え、筋肉の緊張を和らげ、血流を促し、本来備わっている回復する力が働きやすい状態へ導くことを目指します。
「最近疲れやすい」
「体が重い」
「冷えも気になる」
このような症状を伴う方が、施術後に「身体全体が軽くなった」と感じられることも少なくありません。

痛みは身体からのメッセージ

痛みは決して悪いものではありません。
「少し休んでほしい」
「体の使い方を見直してほしい」
「生活習慣を整えてほしい」
そんな体からのサインでもあります。
痛み止めで一時的に症状を抑えることも大切ですが、何度も繰り返す痛みには、その背景にある原因へ目を向けることが改善への近道になります。

当院の施術方針

当院では、痛い場所だけを診るのではなく、全身の状態を丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行っています。
東洋医学には、「上工は未病を治す(優れた医師は病気になってからではなく、病気になる前の状態を整える)」という考えがあります。痛みを取り除くだけでなく、再び痛みを繰り返しにくい体づくりを目指すことも、鍼灸の大切な役割であると考えております。


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