9月になり不安定な天候が続きますね。
さて、今回はぎっくり腰について。このところぎっくり腰の方が増えてきているので、書いていきます。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は、重いものを持ったり、急に体の曲げ伸ばしをしたときに起こる急性の腰痛です。正しくは『急性腰痛症』といい、その強烈な痛みから、ドイツでは『魔女の一撃』と呼ばれています。
腰には、腰椎(ようつい)という5つの骨があります。
それを支えている椎間板や関節・筋肉・靱帯などが傷つけられることで起こる痛みがぎっくり腰です。ぎっくり腰(急性腰痛症)というのは、急に腰が痛くなる疾患の総称で、その代表的なものに腰椎椎間板ヘルニア、筋・筋膜性腰痛症、腰椎椎間関節症などがあります。
ぎっくり腰は、日常のごくありふれた動作で発症します。顔や頭を洗うために体を曲げる・大きなくしゃみをする・車から降りようとして体をひねる・靴下を履こうとしてかがむ・草刈りをしていて急に立ち上がる・中腰で荷物を持ち上げるなどです。
注意点
では、ぎっくり腰を予防するには、日頃どんなことに注意すればよいでしょうか?
ぎっくり腰になりにくい体を作ることが重要です。
具体的には、体重をあまり増やさない・ストレッチなどで体の柔軟性を確保する・腹筋を鍛えておく・日頃から疲労を溜め込まないなどです。
また、ぎっくり腰を防ぐためには、日常の動作にも気をつけましょう。
草刈りで中腰になるときなど、長時間同じ姿勢を続けないようにします。 重い物を持ち上げたり運んだりするときは、事前に軽いストレッチをして、足腰の筋肉が準備態勢をとれるようにします。
床にあるものを持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とし、自分の体になるべく引き寄せて、背筋を伸ばして行います。決して、中腰で重い物を持ち上げないようにしましょう。
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