症例 口内炎 2022年9月8日 by 玄鍼灸院 30代 男性 【症状 来院の動機】 首から肩にかけての凝りで、月に1〜2回来院されている患者さん。 今回来院された時は、仕事の疲れがかなり溜まっており、疲労感がキツく、また口内炎ができる。以前から疲れが溜まると口内炎ができることが時々あったが、今回は食事や歯磨きの時に、いつもより痛みが辛いので、首・肩の凝りと併せて口内炎もなんとかしてほしいとのこと。脈は弱略弦、舌は紅、白膩苔。 【経過 内容】 疲れが溜まることにより口内炎が出現していることから、虚熱によるものと考え、虚を補うために合谷・足三里、熱を取るために心門・大椎を選択する。それに併せて首・肩背部の穴に鍼を施す。施術後、口内炎の痛みが10→3に変化し、首から肩にかけて随分とスッキリする。2週間後の来院時に口内炎のことを尋ねると、前回施術の翌日から痛みが気にならなかったとのこと。