症例 婦人科/産科の症状 2024年5月27日 by 玄鍼灸院 30代 女性 生理痛 【症状 来院の動機】以前より来院している女性で、肩こりを主な目的として来院されていたが、鍼灸を受けていると生理痛が軽くなることに気付き生理痛の軽減を希望する。生理前になると胸の張り、イライラしやすい、顔に吹き出物ができやすい、夢が多い、便秘がひどくなる。排卵痛は少しある。生理が始まると痛みが強く市販薬を服用して痛みを誤摩化している。仕事が自営業であるので、考え事をしていることが多い。また仕事のことで従業員を怒ることもある。脈は数有力、舌は舌尖に紅点、薄白苔。 【経過 内容】以上のことから気滞血瘀(きたいけつお)と考える。特に肝の経絡の流れをよくすることを主眼に、生理周期にあわせる周期療法を行うことにした。施術開始から2回目の生理が来る時には、生理前の症状や生理痛はあまり感じなくり、3度目の生理時には上記の症状が消失したので、3度目をもって施術を終了とした。 20代 女性 逆子 【症状 来院の動機】妊娠28週時に逆子の指摘をされる。逆子体操を行うが改善されず、色々調べ逆子に鍼灸が良いらしいとあり、当院に来院する。今回が二回目の出産になる。第一子の時も28週時に逆子の指摘を受けるが、逆子体操で改善する。今回はなかなか改善しないので、少し不安感がある。来院時には33週目。 【経過 内容】来院時に33週目であるので、逆子が改善する時間はあると伝え、不安感を払拭する。施術は手足のツボに鍼を、足のツボ(三陰交・至陰等)に灸をを行う。施術後の検診で逆子の改善が確認される。 30代 女性 逆子 【症状 来院の動機】当院の不妊鍼灸で来院されていた患者さん。妊娠28週時に逆子の指摘、今回は第二子出産。里帰り出産を予定しており、逆子が治らないと出産先の病院との兼ね合いで、早く帰省することになる。【経過 内容】来院時が28週目であるので、頭位に戻る可能性は十分にあることを伝え、施術を行う。次回の検診前までに2回ほど施術を行う。お子さんの施術で来院された時に、頭位になったことを伝えられる。