症例 肉離れ

 20代 男性 
今治 鍼灸 肉離れ
【症状 来院の動機】

1月前に右大腿後面の肉離れを起こす。今回で4回目の受傷。実業団のラグビーチームに所属しており、近々リーグ戦が始まる。来院前日の練習中から、1月前に受傷した部位にはりを覚え、当院に来院。来院時には右大腿後面のはりのために、足を引きずった状態で、大腿後面を触ると強いはりがあり、仰向けの状態から、右下肢を上げてもらうとはりが強くなる。大腿後面に肉離れによる陥凹は触れられない。既往歴として、両膝の前十字靭帯断裂。(手術済)

【経過 内容】
施術としては気血の流れをよくする穴、右大腿後面のはりがつよい部位、及び圧痛部位に鍼、はりの強い部位の周囲に灸を施す。施術後、はりは随分と軽減する。歩行時に少し違和感がある程度になる。一週間後の来院では、はりは全く出現しておらず、練習も通常通りこなせている。2診目の主訴は腰痛であったので、そちらを主に施術を行う。

 60代 男性 
今治 鍼灸 肉離れ 玄鍼灸院
【症状 来院の動機】

3日前から右太ももの痛みがある。考えられる原因として、孫(3歳)が太ももの上に乗ってきた時に、落ちそうになったのでとっさにかばう。その時は少し痛みを感じた程度であったが、翌日から歩いた時、階段の上り下りの時に痛みを強く感じるようになる。仕事でどうしても歩くことが多く、仕事に支障がでるので来院する。痛みのある箇所は、右ふとももの外側にあり、押さえると痛みが出現する。また、軽く患部をなでると凹みがある。内出血は見られない。これらのことから、軽度の肉離れと判断する。脈は数、やや滑。舌は淡紅、薄白苔。

【経過 内容】
施術は、痛みがある場合は気・血の流れが悪くなるので、気・血の流れをよくする穴、また痛みのある箇所を中心として周りに数か所、痛みが現れているのが胃経にあることから、胃経の穴も選択して施術をする。一度の施術で痛みは半分位になる。3日後の来院時に様子を聞くと、まだ少し痛みがあるとのこと。2回目も初診時と同じ施術を行う。次回の予約を入れていたが、2回目の施術後に痛みを全く感じなくなり、予約はキャンセル。2回目をもって施術を終了とした。

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