症例 疲労 2026年10月6日 by 玄鍼灸院 60代 女性 疲労・肩こり 【症状・来院の動機】 1か月前から仕事が忙しくなり、疲労がなかなか取れない状態が続いていました。 仕事は立ち仕事で、長いときには7時間以上立ち続けることもあるとのことでした。 休日には、普段より長く睡眠をとって疲労を取ろうとしていましたが、それでも疲れが残っていました。 また、以前からあった肩こりも悪化し、肩こりがひどくなると気持ちが悪くなることもありました。 ものの、十分に食べることができない状態でした。 当院に通院している友人から紹介され、来院されました。 【東洋医学的な見立て・施術】 来院時は顔色がやや白っぽく、首から肩甲骨の間にかけて強い張りがみられました。 特に右肩甲骨上角を中心として、筋肉の緊張による隆起がみられました。 腹診では期門に圧痛があり、臍より下を触れると軟弱でした。 脈は細弱、舌は淡白、薄白苔でした。 東洋医学的には、仕事の忙しさが長く続いたことで身体の消耗が進み、腎の働きが弱くなった状態があるものと考えました。 また、東洋医学では「肝腎同源」といい、腎の状態は肝とも関係すると考えます。 今回はこうした身体の消耗を背景に、肝の気の巡りが乱れ、上半身に熱がこもることで肩こりが強くなっているものと考えました。 そこで、腎を補うことを意識した経穴や、肝の熱を調整する経穴を用い、身体全体の状態を整えながら肩こりの施術を行いました。 【経過】 施術終了後、疲労感と肩こりが大きく軽減しました。 本人も施術後の身体の変化に驚かれていました。 その後、紹介者から経過を伺ったところ、施術は1回のみでしたが、施術後から疲労感や肩こりをあまり感じることなく、体調よく過ごせているとのことでした。 症状が再びつらくなった際には、また来院する予定とのことでした。 ▶ 身体の不調に対する鍼灸はこちら なかなか改善しない身体の不調、東洋医学から見直してみませんか? 体質や身体全体の状態をみながら一人ひとりに合わせて鍼灸施術を行っています。 ―Web予約は24時間受付しています―