症例 疲労

 60代 女性 
今治 鍼灸 疲労

【症状 来院の動機】
一月前から仕事が多忙。仕事は立ち仕事で、長いときには7時間以上立ちっぱなしである。休日にいつもよりも多く睡眠をとって疲労を取ろうとするも、なかなか取れない。また、以前からある肩こりが酷くなり、気持ちが悪くなる。食欲はあるが、あまり食べることは出来ない。友達が当院に来院していることから、紹介され来院。

【経過 内容】
来院時には、顔色が少し白っぽい。首から肩甲骨間にかけて強く張っており、特に右肩甲骨上角を中心として隆起が見られる。腹診で期門に圧痛があり、臍から下を触ると軟弱。脈は細弱、舌は淡白、薄白苔。 以上のことから、仕事が多忙であることから腎を傷つけ、肝腎同源から類が肝にまで及び肝火が上に昇ったことにより肩こりが酷くなったものと考える。腎を補う穴、肝火を下げる穴を主に体全体を整えつつ、肩こりの解消を行う。施術終了後、疲労感・肩こりが随分と減ったことに驚いていた。紹介者の話によると、1回のみの施術であったが、それ以降、疲労・肩こりをあまり感じず、体調が良いので、また辛かったら来院するとのこであった。

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