症例 風邪

 30代 男性 
今治 鍼灸 風邪


【症状 来院の動機】

以前、肩こりの治療時に少し風邪気味であり、治療後に風邪気味の症状が消えている事に気付いた。今回、風邪気味の症状を改善したくて来院。 症状としては、喉の痛みがあり唾を飲み込むのが辛い、首から肩甲骨にかけてのこわばり、少し鼻水が出る、時折寒気がある。発熱は無い。食欲はあまりない、大小便に変化はない。今回の症状が出る前まで仕事が忙しく、睡眠不足であった。

【経過 内容】
治療は睡眠不足により身体が弱り、そこに風寒の邪が入ったものと考え、身体の弱りを助け、風寒の邪を散らすことを主とした。治療後、随分と身体がスッキリとして喉の痛みを感じないとのことで、治療を終了。一月後に来院があり、前回の治療後から風邪気味の症状は出ていないとのこと。

 80代 女性 
今治 鍼灸 風邪


【症状 来院の動機】

一週間前から風邪の症状が出現し、近くの内科を受診する。処方された薬を飲みきるが、咽のイガイガ・黄色い鼻水・身体のだるさが残っていることを主訴に受診。 風邪の症状が出る前は、地域の行事が立て続けてあり、身体がだるくても参加していた。もともと体温が低く35℃台、来院時には三食はやっと食べれる状態。普段は快便であるが、風邪を引いてからは軟便。咽の乾きがある。 脈は浮弦、舌は紅・無苔。腹は臍から小腹にかけて膨らみが見られる。

【経過 内容】
以上のことから風邪が身体に未だ残っている状態と考え、特に熱邪を除き、黄色い鼻水・咽の乾きがあることから津液が傷ついていることも考慮し、ツボを選んで施術を行う。 施術終了後、咽のイガイガが消えて普段の声質に変わったことに驚いた様子。今回をもって風邪の施術は終了となった。


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