症例 背中の痛み

 20代 女性 
今治市 背部の痛み

【症状 来院の動機】

以前から定期的に通院されている患者さん。 今回来院の目的は、背部の痛み。お子さんが感染症により入院され、付き添いで4日程簡易ベッドで寝ていたために、肩甲骨下を中心に痛みがある。痛みは上体を前屈したりするとあり、また常にこわばっている感じがするとのこと。 脈は略弦、舌は淡紅、無苔。

【経過 内容】
痛みが生じた原因に簡易ベットでの就寝があげられる。合わないベットにより背骨の関節部に負担がかかり炎症が起こり、痛みや筋肉のこわばりが生じたものと考えた。 施術は痛みがある部位の中心が督脈上にあるので、後谿、申脈を取穴し、督脈の流れを良くし、また筋肉のこわばりを取ることを目的に筋硬結に鍼を施す。施術後、痛いが10→2となる。痛みが随分と無くなったので、しばらく様子を見てもらうことにする。一月後の来院時に、背中の痛みを尋ねると、前回の施術後から全く痛みを感じていないとのことであった。

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