症例 顔面神経麻痺 2026年4月3日 by 玄鍼灸院 60代 男性 【症状 来院の動機】当院に来院する4ヶ月前に、右耳に帯状疱疹が出現する。耳鼻科にて治療を行い、帯状疱疹は治癒するが、顔面神経麻痺、耳鳴り、耳閉感、ふらつきが残る。知人からの紹介で当院に来院する。顔面神経麻痺の症状としては、額にシワを寄せる、口をすぼめる、頬をふくらませる等の動作(右側)が困難、食事中に食べ物がこぼれる等が見られる。手足に冷え、胃がムカムカする。脈は数略弦、舌は淡白、白膩苔。既往歴として2年前に脳血管の梗塞を指摘される。それ以来、右手にしびれがある。 【経過 内容】今回の症例はもともと体内に痰があり、年齢から肝腎の弱りがありそれにより虚火上炎、また痰を伴って耳・顔面部を障害したものと考えた。施術は「急なれば即ちその標を治し、緩なれば即ちその本を治す」の治則に従い、先ずは顔面部の症状を軽減させることを念頭にする。具体的なツボとしては太陽、晴明、魚腰、絲竹空、地倉、頬車等に鍼を行い、あわせて痰に対するツボに鍼・灸を施す。当面は週に3回の施術を行うことにする。施術5診目で顔面神経麻痺の症状は、ほぼ消失する。耳鳴りと耳閉感、ふらつきが残る。残った症状に対する施術として、肝腎の弱りに対して施術を行う。施術間隔を週に2度する。施術9診目で耳鳴り、耳閉感が無くなり、ふらつきが少し残る。9診目以降は週に1度の施術とする。 50代 女性 【症状 来院の動機】以前より当院に疲れや心労があると首の痛みや不眠など不定愁訴で来院されている患者さん。 今回は、心労が重なり起床後に左顔面部に違和感を感じていたが、家族からまぶたの下がり、口の歪みを指摘される。耳鼻科を受診して「顔面神経麻痺」の診断を受ける。耳鼻科では投薬治療だけで、特に何もしてくれないことを不安に思い当院に来院する。 顔面神経麻痺の症状としては、額のしわ寄せが出来ない、食事中に食べ物や飲み物がこぼれる、口笛を吹く動作はできない、まぶたが閉じれない等が見られる。脈は滑数、舌は舌尖に紅点、やや薄白苔。 【経過 内容】もともと心労をためやすく、今回は肝虚から血虚、生風となったものと考え、滋養肝腎、補血清風を主な施術と方針とした。施術間隔は受診日から2週間は週に2度の施術とし、それ以降は1週間に1度の施術とした。施術3回目から徐々に額にしわ寄せ、食事中の食べこぼし回数が減っていることを実感する。施術7回目で見た目では麻痺は残ってないように見えるが、少し会話中に口の歪みが見られる。施術9回目を以て施術を終了する。 【ずっと続く身体の不調や悩み、そろそろ本気で改善しませんか?】 お気軽にお問い合わせください。Tel:0898-34-4363 メールでのお問い合わせ、予約はこちら