症例 背中の痛み 2025年10月15日 by 玄鍼灸院 20代 女性 【症状 来院の動機】以前から定期的に通院されている患者さん。 今回来院の目的は、背部の痛み。お子さんが感染症により入院され、付き添いで4日程簡易ベッドで寝ていたために、肩甲骨下を中心に痛みがある。痛みは上体を前屈したりするとあり、また常にこわばっている感じがするとのこと。 脈は略弦、舌は淡紅、無苔。 【経過 内容】痛みが生じた原因に簡易ベットでの就寝があげられる。合わないベットにより背骨の関節部に負担がかかり炎症が起こり、痛みや筋肉のこわばりが生じたものと考えた。 施術は痛みがある部位の中心が督脈上にあるので、後谿、申脈を取穴し、督脈の流れを良くし、また筋肉のこわばりを取ることを目的に筋硬結に鍼を施す。施術後、痛いが10→2となる。痛みが随分と無くなったので、しばらく様子を見てもらうことにする。一月後の来院時に、背中の痛みを尋ねると、前回の施術後から全く痛みを感じていないとのことであった。 40代 女性 【症状 来院の動機】 来院日の昼間、デスクワーク中にふとした動作で背部に違和感を感じる。時間が経つにつれて痛みを感じるようになる。痛みは身体をひねる動作を行った時に背部に出現する。痛みが胸やお腹にまでは至らない。この患者さんは昨年も同じ時期に、急な腰痛で来院している。 【経過 内容】痛みは特に左側にあり、圧痛がある。痛みは動かし初めにあり、また圧痛が椎間関節上にあることから関節機能障害による痛みと考えた。施術は痛みがある所は必ず炎症が起こっているので清熱作用のある外関、また阿是穴に刺鍼を行う。施術後、痛みを少し感じる程度になる。また痛むようであれば直ぐに来院するように伝えて施術を終了する。 【ずっと続く身体の不調や悩み、そろそろ本気で整えてみませんか?】 お気軽にお問い合わせください。Tel:0898-34-4363 メールでのお問い合わせ、予約はこちら